今日は、大雨である。
夜明けと共に目が覚めたが、することがなく、2階の窓から裏の田んぼを眺めていたら、朝から、鳥達が、食事タイムでした。
カラスやスズメより大きい知らない鳥とあとシラサギが、田んぼで、水の中から何かをついばんでいる。
このシラサギは、姫路城の近くで育った私には、姫路城を直ぐイメージとして湧いてくる。
姫路城には白鷺城という美しい呼び名が付いている。
しかし、われわれは色の白いサギを「シラサギ(白サギ)」と呼んでいますが、実は、正式な種名としてシラサギという鳥はいない様である。
ダイサギ、チュウサギ、コサギなどの白色のサギの総称としてシラサギと呼んでいるだけです。シラサギという名前の鳥は、いないのです。
それにしても、大中小による、種別分けは、乱暴である。
うちの裏にいるのは、多分、白いコサギなのでしょうか?
白い子供のダイサギかもしれない。
白い若いチュウサギかもしれない。
雨の中でも、鳥達は濡れるのを気にすることなく
活動している。
人間達になんと呼ばれようが、そんな事は、自分達に関係ないのである。
野生の世界は、本当に厳しい。
生態系の頂点にいないと、巣を安定して持てない。怪我しても病気しても病院はない。
法律はないから、気に食わないだけでも殺されることがある。
何日も食糧にありつけない事もある。
持ち物は、持てない。皆、ポケットもない。
いやー、考えただけでも辛い。
人でよかった様な、気がした早朝のひとときでした。
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