英語のknifeナイフのkは、習ってるときに「要らんやん」と思ったものでした。
[kn-]で始まる単語の[k-]が発音しないというのは、英語内の共通ルールになっています。
辞書の[kn-]のページを眺めてみれば、一語の例外もなく[k-]は読まないということがわかります。
knee
膝
knight
騎士
knit
〜を編む
knock
〜をたたく
結局、言語というのは習慣なので、慣れてしまえばこれらの[k-]を読まないことに特に違和感は感じなくなる様です。
昔ははこれらの[k-]をきちんと発音していた様です。
つまり know はかつて「クノウ」であり、knife は「クナイフ」です。
この読まない文字を、「黙字」という様です。
英語では黙字を a silent letter と言います。
そう言えば、日本語にも結構あります。
「和泉(いずみ)」の「和」、「伊達(だて)」の「伊」、「英彦山(ひこさん)」の「英」などが黙字です。
日本語の方が漢字で文字そのものに意味があるからまた、ややこしやー
和泉はもともと泉だったが、奈良時代に中国に倣って2文字にする事、さらに縁起の良い漢字を入れること、と言う決まりにより、和を付け足した様です。
だったら、「津」にも「和」を付けてあげたくなるのは私だけ?
和津?
んーやっぱり「津」でいいかー