日々目から鱗の日記

日々の目から鱗や初体験小さなチャレンジを綴ります。

knifeのk

f:id:htn9683:20210630064045p:image

 

英語のknifeナイフのkは、習ってるときに「要らんやん」と思ったものでした。

 

[kn-]で始まる単語の[k-]が発音しないというのは、英語内の共通ルールになっています。

 

辞書の[kn-]のページを眺めてみれば、一語の例外もなく[k-]は読まないということがわかります。


knee


knight
騎士


knit
〜を編む

knock
〜をたたく
 

結局、言語というのは習慣なので、慣れてしまえばこれらの[k-]を読まないことに特に違和感は感じなくなる様です。

 

昔ははこれらの[k-]をきちんと発音していた様です。

 

つまり know はかつて「クノウ」であり、knife は「クナイフ」です。

 

この読まない文字を、「黙字」という様です。

 英語では黙字を a silent letter と言います。

 

そう言えば、日本語にも結構あります。

「和泉(いずみ)」の「和」、「伊達(だて)」の「伊」、「英彦山(ひこさん)」の「英」などが黙字です。

 

日本語の方が漢字で文字そのものに意味があるからまた、ややこしやー

 

和泉はもともと泉だったが、奈良時代に中国に倣って2文字にする事、さらに縁起の良い漢字を入れること、と言う決まりにより、和を付け足した様です。

 

だったら、「津」にも「和」を付けてあげたくなるのは私だけ?

 

和津?

 

んーやっぱり「津」でいいかー